
建築模型技工士インストラクター認定試験とは、日本インストラクター協会が認定する試験です。
その試験の内容や受験方法等をまとめました。
・日本インストラクター協会とは?
日本インストラクター協会は、教える力を中心とした技術の各スキルの水準がある一定以上であることを認定するものです。
分かりやすく説明すると、様々な種類の職種に関して、インストラクターとしての能力を試験の合格により認定し、その資格を与えます。
そしてその資格を活かして、転職やキャリアアップなどに役立てます。
建築模型技工士インストラクター認定試験はこの日本インストラクター協会が提供している数多くある資格の中の一つです。
今回は建築模型技工士インストラクター認定試験について着目してその試験内容などをチェックしてみましょう。
・建築模型技工士インストラクター認定試験とは?
建築模型技工士インストラクターとは、スタディー模型、プレゼンテーション模型、検討模型、説明模型、展示模型、体験模型、比較模型、
原寸模型などを十分に理解したと捉え、実務において通用するレベルまで達した方へ認定されます。
様々な建築の関する模型の知識やスキルが一定以上と認められた人に与えられる認定資格ということになります。
昨今はコンピューターによる建築模型を用いている企業もありますが、実際のところ複雑な表現や細かいデザインは建築模型を用いるのが手っ取り早く、
模型を使った方が比較的短時間で作成することが可能です。
そういった観点から考えても、建築模型に関するスペシャリストを企業が欲していることはいうまでもないでしょう。
この試験を上記の日本インストラクター協会の監修のもと、受験することになります。
・試験を受けるには?
日本インストラクター協会のHPにアクセスし、インターネットによる申し込みを完了させます。
申し込みが完了すると、協会から問題用紙・回答用紙などが送付されますので、
こちらを代金引換等の方法で配送スタッフと引き換えてください。
希望の受験日で受験したのちに、返信用封筒により協会に返送します。
約2ヶ月に一度の定期的な試験を開催しています。
試験にを受けるための資格等は必要ないので、誰でも受験できます。
・どんな試験方法なの?
筆記試験にて行われます。
70パーセントの合格ラインをクリアすれば、晴れて合格となります。
・受験料はいくら?
受験料金は10,000円になります。
・合格後は?
認定証を希望により発行しています。資格取得後は、自宅やカルチャースクールなどで講師活動ができます。
また、就職・転職等、様々な場面で資格を活かせるでしょう。
・口コミ評判について
合格後には、企業への就職や講義活動、インストラクターとして独立するといった幅があるようです。
こういった資格を持っている人材はまだまだ少ないため、こういった資格を取得しておいて損はないでしょう。
「資格取得後に、目標としている企業に就職できた」等の声も多いようです。また、
「より深く建築模型を理解することで現在働いている職場から重宝される人材になれた」等の声もあるようです。
資格取得にかかる代金も安ければ1万円程度で済むので、良心的な価格設定であるともいえますね。
・まとめ
2ヶ月に一度の定期的な試験であるため、忙しい会社員の方などでも比較的気軽に受けられる試験となっています。
現在、建築界では人材不足であるため、こういった資格を取得して、転職やキャリアアップを狙っている人も少なくないでしょう。
建築業界はインフラなどの問題により人材はまだまだ不足しています。この資格を取得することでのメリットは今だけでなく、
今後10年後、20年後もあるかと思われます。一生使える資格という面で、取得しておいて間違いがないでしょう。
試験は何度でも挑戦できるのであきらめずに資格取得を目指しましょう。